久しぶりの投稿になりました。スタッフM子です。
さて、先日の9月6日の記事に
「じり混じり」という表現がありましたが
「じり」という言葉をご存知でしょうか?
わたしは函館出身なのですが長万部に来て初めて聞いた言葉でした。
なので噴火湾沿岸地方独特の方言なのかと思いましたが
辞書にも載っていますし、俳句では「海霧」と書いて「じり」と読み
夏の季語として使われるそうです
しかも平仮名で「じり」と入力すると「海霧」と変換できます
じりとは温かく湿った空気が海上で冷やされて発生する濃霧のことで
主に北海道の太平洋沿岸で多くみられるそうです。
なのでやはり「じり」は決まった地域で使うことが多い言葉なのかな、と思います
車の中から撮影したのですがガラスに水滴が付いてます
ところで、霧を表すことばには「ガス」もありますが
わたしはこちらの方がピンときます
ですが調べてみましたら
霧<ガス<じり<霧雨
の順で水滴の大きさによって表現方法も変わるそうです
なかなか難しいです
ともあれ、9月になっても夏の季語である「じり」が
見られるほど残暑が厳しいここ数日の長万部町です
免疫力を高めるビタミンCや疲労回復効果のある
クエン酸やグルタミン酸が豊富な長万部町産のトマトをたくさん食べて
季節の変わり目、夏の疲れが出やすいこの時期を乗り切りましょう