1983年の終戦記念日に誕生。丸木位・里俊夫妻「原爆図・母子像」など、反戦と平和を願う心が生んだ 数々の術工芸作品を展示する。円空「観音座像」や、室町時代の仏像インドや西域の仏像など、他では見られない貴重な古美術が多数展示されてい る。前庭の彫刻の庭では、北海道出身世界的彫刻家・本郷新の作品群が平和を祈っている。

北海道有数の水墨画家で、俳人でもあった植木蒼悦（本名悦郎）は「仙人」とも呼ばれた孤高貧窮の暮らし の中自己表現を貫いた人物。コレクター寄贈によるこの記念館は、作者の自在の生き方を投影したかのような独特の河童絵や、油彩画、句書など、 味わいのあるおよそ100作品を展示。河童絵の前に長時間たたずむ遠来客も多い。

長万部町でかつて実際に使われていた古民具やアイヌの丸木舟、貴重な噴火湾文様のアツシ織りなど、様な 民俗 文化財を展示。一角は長万部町字国縫出身の直木賞・日本文学大賞受賞作家、和田芳恵のコーナーで、彼愛用の道具も並び、文学愛好家見の場でもあ る。

安政3（1856）年、江戸幕府の命を受けた南部藩が、蝦夷地警備のため南部室蘭陣屋のヲシャマンベ分 屯所として設置したもの。今も当時の濠や土塁の跡が残り、近隣地方唯一の近世史跡として、1974年には国の文化財にも指定された。

芸術・文化の拠点。平成4年開設。5万5千冊の蔵書と、AV室を備えた近代的な図書館、最新設備を誇る 固定席326席の文化ホールとの複合施設。

スポーツ活動の拠点。バスケットボールコートが２面設置可能なアリーナのほか、ふれあいルームやトレー ニングコーナーを備えています。

メインプールと幼児プールを併設している温水プール。5月から10月上旬まで開館。

冬季スポーツ活動の拠点。無料で利用でるロープトウを設置。1月上旬から3月上旬まで開設しており、夜 間も利用できます。

全国で初めてのワイングラス型人工島漁港。独特の形状は港内が砂での堆積に影響されない沖合に漁港を建 設し、海岸から274m の道路橋で結んだもので、海浜の平衡状態保持を目的とし、周辺は海浜公園として整備され、釣り場としても人気があります。