長万部町中心部から、国道 37 号線を札幌・豊浦町方面に向かって少し行くと、 右側にガソリンスタンドが見えてきます。草むらを砂浜に降りていくと静狩海岸に出ます。 鳴き砂はその辺りから豊浦方面へ向かって約 4.5 キロ続いており、北海道では室蘭市のイタンキ浜、 網走管内小清水町の小清水海岸と 3 か所でのみ確認された大変貴重な砂浜です。

ゴム底の靴で足を擦るようにして歩くと、足元でキュッキュッと音が鳴ります。 外国ではミュージックサンド、ミュージカルサンドなどと呼ばれているようです。

鳴き砂はきれい好き

鳴き砂は、石英を多く含み、さらに粒が揃っているなど組成や砂粒、地形や気候などの要素が 一定の条件を満たす時にだけ鳴るといわれています。汚れにも大変敏感なため、きれいな浜でなければ鳴ってくれません。 長万部町は噴火湾のちょうど真ん中。そのため、岸には様々な漂着ゴミが打ち上がってきます。 これからも鳴き砂に歌い続けてもらうためにも、環境保全活動に真剣に取り組まなければと考えています。